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LINEは海外でも使える?使える国や注意点などを徹底解説!
近々海外に行く予定があるんだけど、LINEは日本と同じように使えるの?LINEが使える国や注意点があれば教えて!
LINEは一部の国を除き、ほとんどの国で利用できます。
もちろん、テキストメッセージや日本との音声通話も可能です。
ただし、海外でLINEを利用する際にはいくつかの注意点もあります。
日本にいる感覚でLINEを利用すると、思わぬ出費やサイバー犯罪などの被害に遭うこともあります。
この記事では、LINEが使える国や、利用にあたっての注意点などを詳しく解説します。
- NTT西日本でMacのサーバ構築やネットワークSEを歴任
- WiFiやセキュリティを活用したネットワークソリューションが専門
- 現在は情報通信関連の研究機関に従事する傍らブログを執筆中
LINEが使える国
LINEは、インターネット環境が整備されている多くの国で利用できます。
とくに、韓国や台湾、インドネシアなどのアジア諸国では現地でも人気があり、多くの人がLINEを利用しています。
- 台湾
- 韓国
- タイ
- インドネシア
- フィリピン
- マレーシア
- シンガポール
- ベトナム
- イギリス
- アメリカ
- カナダ
- オーストラリア
- ニュージーランド
- フランス
- ドイツ
- イタリア
- スペイン
- オランダ
- スウェーデン
LINEが規制されている国
世界には、LINEがまったく使用できなかったり、一部機能が制限されている国もあります。
以下は、LINE利用が制限されている主な国と規制内容です。
中国 | 中国では、LINEをはじめFacebookやInstagramなどのSNSが利用できません。代わりに、WeChat(微信)が最も一般的なメッセージングアプリとして利用されています。 |
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イラン | イランでは、LINEの使用が制限されています。 |
北朝鮮 | 北朝鮮では、海外のインターネットサービスが制限されており、LINEも利用できません。 |
カタール | カタールでは、音声通話サービスを制限しているため、LINEの音声通話機能が制限されています。 |
アラブ首長国連邦 | UAEでは、音声通話が制限されており、LINEの音声通話機能が一部制限されています。 |
海外でLINEを利用するには
海外でLINEを利用するには、インターネットの接続環境を確保する必要があります。
日本では、モバイルキャリア契約や固定回線を使ったWiFiを利用していると思いますが、海外でも同じようなネット環境を準備しておく必要があります。
海外で一時的にネット接続環境を利用するには、
- データローミングを利用する
- 海外用レンタルWiFiルーターを利用する
- 海外用SIMを利用する
- 現地のフリーWiFiを利用する
などの方法があります。
これらのネット環境は、現地調達できるものもありますが、事前に下調べし、利用スタイルにあったものを準備しておくようにしましょう。
海外でLINEを使う際の注意点
高額な通信料に注意!
海外でLINEを利用する際には、想定外の高額な通信料に注意が必要です。
無料のWiFi環境が整った場所で利用する場合は問題ありませんが、データローミングなどを利用する場合は、想定外の通信料を請求されることがあります。
LINE通話などのデータ使用量に注意!
テキストや写真程度のやりとりであれば問題ありませんが、動画などをやりとりする場合はデータ使用量(パケット量)に注意しましょう。
帰国後に、ビックリするようなパケット料金を請求されることもあります。
とくにLINE通話を利用すると、データ使用量が大幅に増えることがあります。
以下は通話ごとのデータ目安です。
- LINEの音声通話: 約1分間あたり0.5 MB – 1 MB
- LINEのビデオ通話: 約1分間あたり4 MB – 8 MB
利用している料金プランのデータ容量を確認し、計画的に利用することが大切です。
フリーWiFiには危険がいっぱい!
現地のホテルやカフェなどで提供されているフリーWiFiを利用すれば、ネット利用時のデータ通信量を節約することができますが、多くのセキュリティリスクがあります。
例えば、ホテルの隣室からWIFiを介して不正アクセスされると、個人情報が簡単に盗まれてしまいます。
また、悪意のあるWiFiスポットにアクセスしてしまうと、フィッシング詐欺の被害に遭うこともあります。
フリーWiFiを使う際は、最低でも事前の利用者登録があり、暗号化されたWiFiスポットを利用するようにしましょう。
暗号化されているかどうかは、スマホなどのWiFi設定画面でネットワーク名の横にロックマークが付いているかどうかで確認できます。
海外でLINEを安全に使うための対策
LINEの2要素認証を有効にする
LINEには、2要素認証という仕組みがあります。
2要素認証を有効にすると、万が一パスワードが第三者に知られても不正ログインを防げる可能性が高くなり、アカウントの乗っ取りが難しくなります。
とくに海外での利用やフリーWiFiの利用が多い方は、2要素認証を有効にしておくことをおすすめします。
2要素認証を有効にするには、LINEアプリで[ホーム]>[設定]>[アカウント]の順に開きます。
[Webログインの2要素認証」を有効にします。
2要素認証が有効になっていると、Webなどでログインしようとすると、画面に認証番号が表示されます。
スマートフォン版LINEに認証番号を入力しない限り、ログインできなくなります。
脅威対策機能を利用する
セキュリティアプリなどの脅威対策機能を使うのも有効です。
脅威対策機能を使うと、フィッシングサイトへ誘導するURLや、マルウェアに感染させるURLを自動的にブロックすることができます。
広告やトラッカーを排除することもできるため、快適にネットを利用することができます。
VPNを使ってセキュリティを強化する
VPNサービスは、ネット利用時のセキュリティやプライバシーを保護するためのツールです。
何かと不安の多い海外でのネット利用には、欠かせないツールといえます。
VPNを利用すると、セキュリティの向上以外にも以下のメリットがあります。
- セキュリティ向上
- プライバシー保護
- 匿名性の向上
- ジオブロック(地域閲覧制限)の回避
Web利用時のアクティビティ(行動履歴)を追跡されないようにしたり、中国などのネット規制が厳しい国でもLINEが利用できるようになります。
VPNは、海外旅行や海外出張には必須のアイテムといえます。
海外利用におすすめのVPN
海外旅行や海外出張でも利用するVPNは、信頼性の高さとセキュリティの強さを考慮して選ぶようにしてください。
また、日本や現地にサーバーがあるかどうかも注目するといいでしょう。
以下では、信頼性やセキュリティ性が高く、サーバーロケーションが豊富なおすすめVPNを紹介します。
NordVPN
NordVPNは、とりわけセキュリティの高さに定評がある世界トップクラスのVPNです。
世界の111カ国に6,000台を超えるサーバーを保有しており、人気の渡航先のほとんどをカバーしています。
また、上位プランでは脅威対策機能が標準で利用でき、あらゆる危険からデバイスや個人情報をも守ることができます。
月額600円から利用でき、30日間の返金保証もついています。
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Surfshark
Surfsharkはコストパフォーマンスに優れ、高い品質と手頃な価格が魅力のVPNサービスです。
サーバーロケーションも豊富で、さまざまなセキュリティ機能が利用できます。
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MillenVPN
MillenVPNは、日本企業が運営しているため信頼性が高く、サポートも完全日本語対応なので、英語が苦手な方やVPNの利用がはじめての方でも安心して利用できます。
サーバーロケーションは多くはありませんが、LINEやさまざまな動画サービスにも対応しており、あらゆるシーンで利用できます。
サブスクプランは月額396円から利用でき、30日間の返金保証もついています。
また、短期で利用できるワンタイムプランを利用すれば、580円/7日間から利用することもできます。
信頼性 | |
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各VPNサービスの月額利用料は2024年4月現在のものです。料金はキャンペーンなどで変動する場合があります。
まとめ
LINEをはじめスマホを海外で利用する際には、日本以上に通信費やセキュリティに留意する必要があります。
少なくとも、日本よりサイバー犯罪を含めた危険性が高いということを認識しておきましょう。
現地に行ってから慌てて対応するのではなく、事前準備を行なった上で余裕をもって渡航するようにしましょう。