LINEは海外でも使える?使える国や注意点などを徹底解説!

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LINEは海外でも使えるのかどうか気になる方も多いのではないでしょうか。

結論から言えば、LINEは一部の国を除き、ほとんどの国で利用可能です。

海外旅行や海外出張の際も、日本と同じようにテキストメッセージや音声通話を楽しむことができます。

しかし、海外でLINEを利用する際には注意点がいくつかあります。

日本にいる感覚でLINEを使用すると、思わぬトラブルに巻き込まれる可能性があるのです。

例えば、高額な通信料金や予期せぬデータ使用量の増加、さらにはサイバー犯罪の被害に遭うリスクも考えられます。

本記事では、LINEが使える国海外でLINEを使う際の注意点について詳しく解説します。

また、安全にLINEを利用するための対策や、おすすめのVPNサービスについても紹介します。

海外でもLINEを快適に使いたい方は、ぜひ最後までお読みください。

渡航先でのLINE利用について不安がある方や、セキュリティ対策に興味がある方にとって、この記事は貴重な情報源となるでしょう。海外でのLINE使用に関する疑問を解消し、安心して旅行や出張を楽しめるよう、しっかりと準備しましょう。

この記事を書いた人
  • NTT西日本でMacのサーバ構築やネットワークSEを歴任
  • WiFiやセキュリティを活用したネットワークソリューションが専門
  • 現在は情報通信関連の研究機関に従事する傍らブログを執筆中
目次

LINEが使える

LINEは、インターネット環境が整備されている多くの国で利用できます。

海外でもLINEを使えるため、日本にいる家族や友人とのコミュニケーションを維持できます。

特に、韓国や台湾、インドネシアなどのアジア諸国では現地でもLINEが人気があり、多くの人が日常的に利用しています。

これらの国々では、LINEは単なるメッセージングアプリではなく、生活に密着したプラットフォームとして機能しています。

LINEは海外でも使えるため、旅行や留学、ビジネスなど様々な目的で海外に滞在する際に重宝します。

テキストメッセージはもちろん、音声通話やビデオ通話機能も利用可能です。

これにより、国境を越えてリアルタイムでコミュニケーションを取ることができます。

ただし、一部の国では政府による規制や制限が設けられていることがあります。

そのため、渡航先によってはLINEの利用に制限がかかる可能性があることを念頭に置いておく必要があります。

LINEを海外で使用する際は、データローミングやWi-Fi環境など、インターネット接続手段を事前に確認しておくことが重要です。

また、セキュリティ面にも注意を払い、安全にLINEを利用できるよう準備することをおすすめします。

LINEが利用できる主な国
  • 台湾
  • 韓国
  • タイ
  • インドネシア
  • フィリピン
  • マレーシア
  • シンガポール
  • ベトナム
  • イギリス
  • アメリカ
  • カナダ
  • オーストラリア
  • ニュージーランド
  • フランス
  • ドイツ
  • イタリア
  • スペイン
  • オランダ
  • スウェーデン

LINEが規制されている国

世界には、LINEがまったく使用できなかったり、一部機能が制限されている国もあります。

これらの国では、LINE利用が制限されているため、海外旅行や出張の際には注意が必要です。

以下は、LINE利用が制限されている主な国と規制内容です。

国名規制内容
中国LINEの利用が完全にブロックされています
イランLINEの利用が完全にブロックされています
アラブ首長国連邦音声通話とビデオ通話機能が利用できません
オマーン音声通話とビデオ通話機能が利用できません
モロッコ音声通話とビデオ通話機能が利用できません

上記の国でも、VPNを利用すればLINEが利用できるようになります。

VPNを使うと、発信元のIPアドレスを任意で変更できるため、ネット規制を回避することができます。

VPNの詳細は「VPNを使ってセキュリティを強化する」で解説しています。

LINEが規制されている国に渡航する際は、事前に代替のコミュニケーションツールを準備しておくことをおすすめします。

また、現地の法律や規制を理解し、遵守することが重要です。

VPNの使用が法律で禁止されている国もあるため、注意が必要です。

海外でLINEを利用するには

海外でLINEを利用するには、インターネットの接続環境を確保する必要があります。

LINEは海外でも使えるアプリですが、日本国内とは異なる通信環境に注意が必要です。

日本では、モバイルキャリア契約や固定回線を使ったWiFiを利用していると思いますが、海外でも同じようなネット環境を準備しておく必要があります。

LINEが海外で使えるようにするには、以下のような方法があります。

  • データローミングを利用する
  • 海外用レンタルWiFiルーターを利用する
  • 海外用SIMを利用する
  • 現地のフリーWiFiを利用する

これらの方法を活用することで、LINEは海外でも使えるようになります。

ただし、各方法にはそれぞれメリットとデメリットがあります。

以下に一例を紹介します。

データローミング便利な反面、高額な通信料金がかかる可能性があります
海外用レンタルWiFiルーター安定した通信が期待できますが、レンタル料金がかかります
海外用SIM比較的安価ですが、現地での購入や設定が必要です
フリーWiFi無料ですが、セキュリティリスクがあります

LINEが海外で使えるようにするには、旅行先や滞在期間、予算などを考慮して最適な方法を選択することが重要です。

また、事前に通信環境を調べ、必要な準備をしておくことをおすすめします。

LINEは海外でも使えるアプリですが、安全に利用するためにはセキュリティにも注意が必要です。

公共のWiFiを利用する場合は、VPNサービスの利用を検討するのも良いでしょう。

海外でLINEを快適に使うためには、事前の準備と現地の通信事情への理解が欠かせません。

旅行や出張の目的に合わせて、最適なネット環境を選択し、安全にLINEを利用しましょう。

海外でLINEを使う際の注意点

LINEは海外でも使える便利なコミュニケーションツールですが、海外で利用する際にはいくつかの注意点があります。

ここでは、最も大切な注意点を3つ紹介します。

高額な通信料に注意!

海外でLINEを利用する際には、想定外の高額な通信料に注意が必要です。

LINEは海外でも使えますが、データ通信量には十分気をつけましょう。

無料のWiFi環境が整った場所でLINEを利用する場合は問題ありませんが、データローミングなどを利用する場合は、予想を超える通信料を請求されることがあります。

LINEの海外利用では、特に動画や音声通話の使用に注意が必要です。

データローミングは、海外滞在中にスマホでネットに接続する時に利用する機能のことです。LINEを含むアプリの使用時には、この機能が働きます。利用料金は契約しているモバイルキャリアによって異なりますので、事前に確認しておくことが大切です。

LINE通話などのデータ使用量に注意!

テキストや写真程度のやりとりであれば問題ありませんが、動画などをやりとりする場合はデータ使用量(パケット量)に注意しましょう。

LINEは海外でも使えますが、帰国後に、ビックリするようなパケット料金を請求されることもあります。

とくにLINE通話を利用すると、データ使用量が大幅に増えることがあります。

LINEは海外でも使える便利なアプリですが、海外でのデータ通信には注意が必要です。

以下は通話ごとのデータ目安です。

  • LINEの音声通話: 約1分間あたり 0.5 MB – 1 MB
  • LINEのビデオ通話: 約1分間あたり 4 MB – 8 MB

LINEは海外でも使えるため、つい長時間の通話をしてしまいがちですが、これらのデータ使用量を考慮し、利用している料金プランのデータ容量を確認しましょう。

LINEは海外でも使えるからこそ、計画的に利用することが大切です。

海外でLINEを使う際は、WiFiが利用できる環境を積極的に活用するなど、データ使用量の節約を心がけましょう。

フリーWiFiには危険がいっぱい!

現地のホテルやカフェなどで提供されているフリーWiFiを利用すれば、ネット利用時のデータ通信量を節約することができますが、多くのセキュリティリスクがあります。

LINEを海外で使う際は、これらのリスクに十分注意する必要があります。

例えば、ホテルの隣室からWiFiを介して不正アクセスされると、個人情報が簡単に盗まれてしまいます。

LINEのメッセージやプロフィール情報などが漏洩する可能性があるのです。

また、悪意のあるWiFiスポットにアクセスしてしまうと、フィッシング詐欺の被害に遭うこともあります。

LINEアカウントの乗っ取りや、クレジットカード情報の窃取などの深刻な被害につながる可能性があります。

さらに、公共のWiFiでLINEを使用すると、通信内容が傍受されるリスクもあります。

暗号化されていないWiFiネットワークでは、LINEの通信データが第三者に見られる可能性があるのです。

フリーWiFiを使う際は、最低でも事前の利用者登録があり、暗号化されたWiFiスポットを利用するようにしましょう。

LINEを安全に使うためには、このような基本的な注意点を押さえておくことが重要です。

暗号化されているかどうかは、スマホなどのWiFi設定画面でネットワーク名の横にロックマークが付いているかどうかで確認できます。

海外でLINEを安全に使うための対策

海外でLINEを安全に使用するためには、いくつかの重要な対策を講じる必要があります。

ここでは、前述の注意点に加え、具体的な安全対策を紹介します。

LINEの2要素認証を有効にする

LINEには、2要素認証という仕組みがあります。

この機能を活用することで、海外でLINEを安全に使用できます。

2要素認証を有効にすると、万が一パスワードが第三者に知られても不正ログインを防げる可能性が高くなり、アカウントの乗っ取りが難しくなります。

とくに海外での利用やフリーWiFiの利用が多い方は、2要素認証を有効にしておくことをおすすめします。

LINEの2要素認証は、アカウントセキュリティを強化する重要な機能です。

2要素認証を有効にするには、LINEアプリで[ホーム]>[設定]>[アカウント]の順に開きます。

そして、[Webログインの2要素認証」を有効にします。

この設定により、LINEアカウントの安全性が大幅に向上します。

2要素認証が有効になっていると、Webなどでログインしようとすると、画面に認証番号が表示されます。

スマートフォン版LINEに認証番号を入力しない限り、ログインできなくなります。これにより、第三者による不正アクセスを防ぐことができます。

海外旅行や出張時にLINEを使用する際は、必ず2要素認証を有効にしておくことをお勧めします。

この簡単な設定で、LINEアカウントのセキュリティが大幅に向上し、安心して海外でLINEを利用できるようになります。

脅威対策機能を利用する

セキュリティアプリなどの脅威対策機能を使うのも有効な手段です。

海外でLINEを安全に使うためには、このような機能を活用することが重要です。

脅威対策機能を使うと、フィッシングサイトへ誘導するURLや、マルウェアに感染させるURLを自動的にブロックすることができます。

これにより、LINEアカウントの乗っ取りや個人情報の漏洩などのリスクを大幅に軽減できます。

また、脅威対策機能は広告やトラッカーを排除する機能も備えていることが多く、これによってより快適にLINEを含むインターネットサービスを利用することができます。

特に海外の公共Wi-Fiを使用する際には、このような機能が非常に重要になってきます。

LINEを海外で使う際には、セキュリティアプリの脅威対策機能を事前にインストールし、設定しておくことをおすすめします。

多くのセキュリティアプリは、LINEとの互換性も考慮されており、LINEの利用に支障をきたすことなく、安全性を高めることができます。

さらに、一部の脅威対策機能は、LINEのメッセージやファイル共有時にもリアルタイムでスキャンを行い、不審なコンテンツを検出することができます。

これにより、LINEを介した新たな脅威からも身を守ることができるでしょう。

VPNを使ってセキュリティを強化する

VPNサービスは、ネット利用時のセキュリティやプライバシーを保護するためのツールです。

海外でLINEを安全に使用するには、VPNの活用が非常に効果的です。

VPNを利用すると、以下のようなメリットがあります:

  1. セキュリティの向上:データを暗号化し、ハッカーからの攻撃を防ぎます。
  2. プライバシー保護:インターネットサービスプロバイダ(ISP)からの監視を回避します。
  3. 匿名性の向上:実際のIPアドレスを隠し、オンライン上での追跡を困難にします。
  4. ジオブロック(地域閲覧制限)の回避:LINEが制限されている国でも利用可能になります。

VPNを使用することで、海外のフリーWiFiスポットでLINEを利用する際のリスクを大幅に軽減できます。

さらに、中国などのインターネット規制が厳しい国でもLINEが利用できるようになります。

Web利用時のアクティビティ(行動履歴)を追跡されないようにしたり、個人情報の漏洩リスクを低減することができます。

これは、海外でLINEを使用する際に特に重要です。

VPNは、海外旅行や海外出張の際にLINEを安全に利用するための必須アイテムといえます。

信頼性の高いVPNサービスを選択し、海外でのLINE利用時のセキュリティを強化しましょう。

海外利用におすすめのVPN

海外旅行や海外出張でLINEを安全に使用するためのVPNは、信頼性の高さセキュリティの強さを考慮して選ぶことが重要です。

また、日本や現地にサーバーがあるかどうかも注目すべきポイントです。

VPNを選ぶ際は、以下の要素を確認しましょう:

  1. セキュリティ機能: 強力な暗号化や安全なプロトコルを提供しているか
  2. サーバーの場所と数: 多様な国々にサーバーがあるか
  3. 接続速度: 快適なLINE通話やメッセージングが可能か
  4. 同時接続数: 複数のデバイスで使用できるか
  5. ログポリシー: ユーザーのプライバシーを尊重しているか

さらに、VPNサービスの価格返金保証の有無も考慮に入れると良いでしょう。

多くの優良VPNサービスは30日間の返金保証を提供しており、実際に使用してから判断することができます。

以下では、信頼性やセキュリティ性が高く、サーバーロケーションが豊富なおすすめVPNを紹介します。

これらのVPNを使用することで、海外でもLINEを安全に利用でき、個人情報の保護やネットの自由な閲覧が可能になります。

NordVPN

NordVPNウェブサイト
引用:NordVPNウェブサイト

NordVPNは、とりわけセキュリティの高さに定評がある世界トップクラスのVPNです。

海外でLINEを安全に使用したい方にとって、信頼性の高い選択肢といえるでしょう。

世界の111カ国に6,000台を超えるサーバーを保有しており、人気の渡航先のほとんどをカバーしています。

これにより、LINEが使える国でも使えない国でも、安定した接続を確保できます。

また、上位プランでは脅威対策機能が標準で利用でき、あらイる危険からデバイスや個人情報をも守ることができます。

フリーWiFiの利用時など、LINEアカウントを狙った不正アクセスからも保護してくれます。

月額600円から利用でき、30日間の返金保証もついています。

LINEを海外で使う際の安全性を高めたい方は、まずは試してみる価値があるでしょう。

信頼性
安全性
利便性
価格
サポート

\30日間返金保証で安心/

Surfshark

Surfsharkウェブサイト
引用:Surfsharkウェブサイト

Surfsharkは、LINEの海外利用に最適なVPNサービスの一つです。

コストパフォーマンスに優れ、高い品質と手頃な価格が魅力のVPNサービスとして知られています。

LINEを海外で安全に使用したい方にとって、Surfsharkは理想的な選択肢となります。

サーバーロケーションも豊富で、世界中の多くの国々でLINEを快適に利用できます。

さまざまなセキュリティ機能が利用できるため、LINEのメッセージやビデオ通話も安心して行えます。

Surfsharkを使用すれば、LINEが規制されている国でも、地域制限を回避してアプリを利用できる可能性があります。

また、公共のWi-Fiスポットでも、LINEの個人情報を保護しながら安全に通信できます。

現在、Surfsharkは月額358円から利用可能で、LINEユーザーにとって非常にコスト効果の高いVPNサービスといえます。

さらに、30日間の返金保証もついているので、海外旅行や出張の際に試してみるのもおすすめです。

LINEを含むすべての通信を暗号化し、プライバシーを守りながら快適なコミュニケーションを楽しむことができます。

信頼性
安全性
利便性
価格
サポート

\30日間返金保証で安心/

MillenVPN

MillenVPNウェブサイト
引用:MillenVPNウェブサイト

MillenVPNは、日本企業が運営しているため信頼性が高く、サポートも完全日本語対応なので、英語が苦手な方やVPNの利用がはじめての方でも安心して利用できます。

海外でLINEを使う際に、セキュリティと使いやすさを重視する方におすすめのVPNサービスです。

サーバーロケーションは多くはありませんが、LINEやさまざまな動画サービスにも対応しており、あらゆるシーンで利用できます。海外旅行中にLINEを安全に使いたい方や、日本のコンテンツを楽しみたい方に適しています。

サブスクプランは月額396円から利用でき、30日間の返金保証もついています。

LINEユーザーにとっては、長期の海外滞在時に便利なオプションです。

また、短期で利用できるワンタイムプランを利用すれば、580円/7日間から利用することもできます。

これは、短期の海外旅行でLINEを使う際に特に便利なプランです。

MillenVPNを使えば、海外でもLINEを安全かつ快適に利用できるため、友人や家族とのコミュニケーションを心配なく楽しむことができます。

LINEの利用に不安がある方は、ぜひMillenVPNの導入を検討してみてください。

信頼性
安全性
利便性
価格
サポート

\30日間返金保証で安心/

まとめ

まとめ

LINEをはじめとするスマートフォンの海外利用には、日本以上の注意が必要です。

特に通信費とセキュリティに関しては細心の注意を払うべきです。

海外では、LINEが使える国が多い一方で、サイバー犯罪のリスクも高まります。

海外でLINEを安全に使うためには、以下の点に注意しましょう:

  1. データローミングや海外用SIMの利用など、適切なインターネット接続環境を確保する
  2. LINEの2要素認証を有効にし、アカウントセキュリティを強化する
  3. フリーWiFiの利用には十分注意し、可能な限り暗号化されたネットワークを選ぶ
  4. VPNサービスを利用して、通信の暗号化とプライバシー保護を行う
  5. LINE通話などのデータ使用量の多い機能は、WiFi環境下で利用するなど計画的に使用する

これらの対策を講じることで、海外でもLINEを安全かつ快適に利用できます。

現地に到着してから慌てて対応するのではなく、事前に十分な準備を行い、余裕を持って渡航することが大切です。

海外でのLINE利用を楽しみつつ、セキュリティにも配慮した賢明な旅行者になりましょう。

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