無料VPNって安全?無料VPNの危険性と国内で使える無料VPNアプリ5選!

無料VPN

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ネットライフのプライバシー保護や、日本では視聴できない海外動画の視聴を目的に、無料のVPNを使っている人も多いと思います。

しかし、そのメリットの一方で、多くの危険もあります。

無料VPNを過信してしまうと、利便性を損なうばかりか、大切な個人情報が漏洩してしまうリスクもあります。

この記事では、無料VPNのメリットや危険性、国内で利用できる無料VPNアプリを紹介します。

この記事を書いた人
  • NTT西日本でMacのサーバ構築やネットワークSEを歴任
  • WiFiやセキュリティを活用したネットワークソリューションが専門
  • 現在は田舎町でフリーランスとして活動中
目次

無料VPNのメリット

無料VPNサービスには、主に3つのメリットがあります。

無料で使える

無料VPNの最大のメリットは、何といっても費用がかからないという点です。

毎月支払うお金がない場合や、一時的なプライバシー保護が必要な場合には最適のサービスといえます。

プライバシーの保護

無料VPNサービスは、一般的なWebブラウジング程度なら、基本的なプライバシーは保護されます。

通信データは暗号化され、第三者からの監視を防ぐのにも役立ちます。

フリーWi-Fiを使用するときや、一時的にセキュリティを確保したい場合などには便利です。

ジオブロッキングの回避

動画配信サービスの多くは、特定の地域でしか視聴できないようにジオブロック(地域閲覧制限)が設定されています。

無料VPNを使用すれば、これらの制限を一時的に回避することができます。

ほかにも、IPアドレスが変わることで匿名性の高い通信ができるなど、VPNならではの恩恵を受けることもできます。

無料プランであっても、セキュリティの向上やプライバシーの保護といった一定の効果を得ることはできます。ただし、一部の機能が制限されたり、有料プランと比べ信頼性が劣る場合があります。

無料VPNの危険性

セキュリティ上の懸念

一部の無料VPNサービスには、プライバシーに関する懸念があります。

例えば、利用者の通信データを収集し、それを販売または広告目的で使用することもあります。

有料プランと比べると、どうしてもプライバシーの不安は拭えません。

無料プランの利用にあたっては、プライバシーポリシーを注意深くチェックするなど、データが安全に利用されることを確認するようにしましょう。

速度と品質の低下

多くの無料VPNサービスは、通信速度が低下したり、転送データ量に制限があります。

とくに人気の高い無料VPNサービスは、負荷が高くなりやすく、速度が著しく低下することがあります。

広告とトラッキング

一部の無料VPNサービスでは、無用の広告を表示し、利用者の行動をトラッキング(追跡)することがあります。

これはプライバシーの侵害になるばかりか、使い勝手が低下する原因にもなります。

事前に広告表示の有無を確認しておくことも大切です。

信頼性とサポートの不足

無料VPNサービスの中には、サービス品質が著しく悪いものがあります。

接続が不安定になったり、一定期間まったく繋がらないようなケースもあります。

ほかにも、サポート体制がなかったり、あったとしても利用が制限されていることもあるため、問題が発生した場合の対処が難しいという面もあります。

国内で使える無料VPNアプリ

ここでは、日本国内で利用できる無料VPNアプリと、それぞれの特徴を紹介します。

ProtonVPN

ProtonVPNは、高いセキュリティとプライバシー保護を提供してくれるVPNサービスです。

スイスを拠点にサービスを展開し、プライバシー保護に重点を置いています。

トラフィックの一部をTor(トーア)ネットワーク経由でルーティングできる「セキュアコア」機能があり(有料プランのみ)、高度なセキュリティを提供しています。

Tor(トーア)は、インターネットユーザーに匿名通信用のツールを提供するネットワークです。Torは「The Onion Router」の略で、玉ねぎのように何重にも層を重ねて暗号化を施し、接続経路を匿名化する性質から命名されました。

サービススペック

ProtonVPNの無料プランのサービススペックは以下のとおりです。

運営会社Proton Technologies
暗号化方式AES-256
同時接続台数 1台(無料版の場合)
サーバー数100台~
ロケーション数 3カ国
対応OSWindows、MacOS、iOS、Androidなど
ノーログポリシー
日本語対応×
有料プランの有無あり
公式サイトhttps://protonvpn.com/
ProtonVPNの無料プランサービススペック

メリットとデメリット

次に、ProtonVPNのメリットとデメリットを見てみましょう。

メリットデメリット
信頼性が高い
データ暗号化が強力
データ無制限で利用可能
広告表示がない
速度制限の可能性あり
有料プランに比べて機能が制限
日本語対応なし
中国での利用不可

暗号化方式にAES-256を採用しており、安全性が高く、データ無制限で利用できるのが良いところです。

ただし、通信速度が制限される可能性があるなど有料プランに比べると機能が制限されているので注意が必要です。

また、公式サイトをはじめ日本語には対応していませんので、英語が苦手な方は日本語対応しているサービスを選ぶようにしてください。

申し込みからサポートまで完全日本語対応しているのが、国産VPNとして人気のMillenVPNです。

低価格で利用でき、日本企業なので安心して利用できます。

Windscribe

月間通信容量は10 GBまでの制限はあるものの、広告ブロッカーやファイアウォール機能を備えています。

プライバシー保護に積極的に取り組んでいるのも特徴です。ロケーションスプーフィングをサポートし、あたかも異なる地域にいるかのように振る舞うことができます。

ロケーションスプーフィングとは、デバイスなどのロケーションを偽装すること。

サービススペック

無料プランのサービススペックは以下のとおりです。

運営会社Windscribe
暗号化方式AES-256
同時接続台数 6台
サーバー数無料プランは不明
ロケーション数 11カ国
対応OSWindows、MacOS、iOS、Androidなど
ノーログポリシー
日本語対応△(アプリは英語)
有料プランの有無あり
公式サイトhttps://jpn.windscribe.com/
Windscribeの無料プランサービススペック

暗号化方式にAES-256を採用しており、安全性は高いといえます。

無料プランなのに、複数台の同時接続が可能となっています。

メリットとデメリット

次に、Windscribeのメリットとデメリットを紹介します。

メリットデメリット
同時に複数のデバイスで利用可
アプリが使いやすい
広告ブロック機能
プライバシー保護が強力
Netflixが利用できない
接続が不安定
通信料制限あり

セキュリティやプライバシーの安全性は高いものの、月間通信料や利用できるサーバーが制限されるなど、有料プランと比べると使い勝手が悪くなっています。

中国でも利用可能ですが、接続が不安定という声も聞こえてきます。

VPN Gate

VPN Gateは、筑波大学が学術研究を目的に開始したVPN サービスで、非営利目的でサービス提供している希少なVPNサービスです。

世界中のボランティアが提供するVPNサーバーによって構成されており、どれだけサービスを利用しても無料で利用できるのが特徴です。

サービススペック

VPN Gateのサービススペックは以下のとおりです。

運営会社筑波大学
暗号化方式各VPNサーバーによる
同時接続台数 ○
サーバー数4177台〜
ロケーション数 −
対応OSWindows、MacOS、iOS、Androidなど
ノーログポリシー△(各VPNサーバーによる)
日本語対応
有料プランの有無無し
公式サイトhttps://www.vpngate.net/ja/
VPN Gateの無料プランサービススペック

サービススペックは、ボランティアで構成される各VPNサーバーに依存するため、不明な点が多いです。

有料プラン提供の予定もないため、無料でVPNを試してみたいという方にはおすすめかも知れません。

メリットとデメリット

VPN Gateのメリットとデメリットは下記のとおりです。

メリットデメリット
海外のToutubeが視聴できる
ユーザ登録が不要
IPアドレスを隠匿できる
政府の検閲がされにくい
サーバーの信頼性が不明
通信ログが残る可能性あり
通信速度が不安定

ユーザ登録なしで利用でき、匿名性も担保され、政府の検閲もされにくいのがメリットですが、やはりVPNサーバーの素性が不明であるものもあり、信頼性やプライバシー保護に不安が残ります。

TunnelBear

TunnelBearは使いやすく、ユーザーフレンドリーなアプリを提供し、基本的なプライバシーはしっかり守られているのが特徴です。

サービススペック

TunnelBearの無料プランのサービススペックは以下のとおり。

運営会社TunnelBear.inc
暗号化方式AES-256
同時接続台数 1台
サーバー数2600台以上
ロケーション数 48カ国
対応OSWindows、MacOS、iOS、Androidなど
ノーログポリシー
日本語対応×
有料プランの有無あり
公式サイトhttps://www.tunnelbear.com/
TunnelBearの無料プランサービススペック

暗号化方式は、強固なAES-256を採用しており、ノーログポリシーもあるので、安全面では大きな問題はありません。

メリットとデメリット

TunnelBearのメリットとデメリットを紹介します。

メリットデメリット
無料プランで利用できるサーバーが多い
ノーログで利用できる
アプリが使いやすい



月間通信料が500MBに制限
動画視聴など大容量通信には不向き

TunnelBearの最大のメリットは、無料プランであっても利用できるサーバーの数が圧倒的に多いという点です。

他の無料プランでは、利用できるサーバーが大きく制限されている中、48カ国のサーバーが利用できるのは大きなアドバンテージです。

一方で、月間通信料がわずか500MBしかなく、動画視聴など大容量コンテンツの通信に不向きだといえます。

安全性重視なら有料VPNを検討

無料VPNサービスは、特定の用途や一時的な利用には適していますが、セキュリティとプライバシーに対するリスクがあることを理解して利用することが重要です。

とくに機密情報を扱う場合や、高度なセキュリティが必要な場合は、信頼性の高い有料VPNサービスを利用することをおすすめします。

また、利用制限や無用な広告表示を避けるためにも、できれば有料プランを選択するようにしましょう。

まとめ

VPNを選ぶ際には、無料VPNサービスのメリットと危険性をよく理解し、利用スタイルや目的にあったサービスを選択するようにしてください。

間違っても、無料というだけで安易に飛びつくのはやめましょう。

無料VPNは、一般的なブラウジングやジオブロッキングの回避には便利ですが、重要な情報を扱う場合は不向きです。

プライバシー保護とセキュリティ向上を最優先に考え、安心安全なネットライフを心がけましょう。

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